GP静岡 ~そして歴史は繰り返される~
2017年3月22日 mtgPPTQの敗戦後、自分は考えた。4cサヒーリに優位な立場にあるデッキであっさり負けてしまった原因は自分のプレイにあるのかそれとも構築にあるのか、と。
思い返せばコンボを決められて負けた、というよりもライフレースで追い詰められて苦しくなる展開で負けていた。対戦相手だった人に聞いてみたところやっぱりコンボを決めるのは厳しいからライフを詰めていった方が勝てている、と言っていたのでコンボを止めるのはもちろんのこと、そのうえライフを削られるのを抑える必要があった。ライフを削られるのを抑えるといえば除去か壁である。ん?壁と言ったらこれいるのかと思ったから抜いたカードがあったような……。
『守られた霊気泥棒』
FNMでマルドゥ機体にあっさりやられたので正直微妙の烙印を押してしまったけれどもGPバルセロナの1シーンを見ていたらこれに『無許可の分解』を打たざる負えないシーンもちらほら見かけ使い方次第だったのだ、と感じ再び採用を決意。『ならず者の精製屋』がマルドゥ機体や4cサヒーリといったマッチアップで毎度サイドアウトしていたため、このカードを使うよりかはと思いチェンジ。
またメインの『自然廃退』もマルドゥには使うがサヒーリにはほぼ使わないということもあってサイドだけに。両者に使用できる『ショック』『手酷い失敗』を追加して対応しました。身内との最後の練習で好感触を得れたので残りはサイドボード。色々迷っていたのですが第3勢力たちの霊気池系デッキやミラーを見越して『儀礼的拒否』を追加した方がよいのではないか、ミラーでクリーチャー戦術をとることよりも『終止符のスフィンクス』を使った対コントロール戦術の方が理想的なのではなかいか、『つむじ風の巨匠』って結局何に入れたんだこれそんなに必要でもなくね?という考えを基に本戦に使うレシピがここに誕生した。
土地
森 4
島 3
山 1
尖塔断の運河 4
植物の聖域 4
伐採地の滝 2
霊気拠点 4
クリーチャー
守られた霊気泥棒 3
奔流の機械巨人 4
呪文
霊気との調和 4
ショック 2
畜霊稲妻 4
焼夷流 2
予期 3
否認 3
手酷い失敗 2
不許可 3
電招の塔 4
天才の片鱗 4
サイド
儀礼的拒否 2
払拭 2
否認 1
不許可 1
慮外な押収 2
終止符のスフィンクス 1
光輝の炎 2
自然廃退 2
逆毛ハイドラ 2
不安しかねーよ!!!
GP静岡
R1 bye
R2 bye
R3 4cサヒーリ ○×○
メイン、相手がマナフラッドしたため勝利。サイド後マナスクリュー起こして負け、コントロールのゲームを仕切ることに成功して勝ち。
R4 マルドゥリアニメイト ○××
メインはよくわからないまま『奔流の機械巨人』で削り切り勝ち。サイド後、『焼却の機械巨人』のダンクを受けまくり、リソース差もつけられて負け続けた。対処を間違えた感じもありなんともはや……。
R5 マルドゥ機体 ××
景気よく走られて負け。
R6 ティムール電招の塔 ○○
相手がマナスクリューしたため、メインは勝利。サイド後は『終止符のスフィンクス』が終止符を打ったため勝ち。
R7 マルドゥ機体 ○×○
メインはまさかのカラースクリューで青が出ず(!?)、しかし焼夷流、畜霊稲妻4枚で盤面焼き払うと待望の『島』!『ゼンディカーの同盟者、ギデオン』を『否認』した後はフラッドする相手を『奔流の機械巨人』で削り切る。
サイド後は景気よく走られて負け、メインと同じように頓着する状態が続くと残り時間的に『奔流の機械巨人』を待っていては引き分けると思い、『伐採地の滝』をアクティベートして殴る。殴る。殴る。破竹の18点パンチでとどめは『ショック』。間に合いました。
R8 ティムール電招の塔 ××
大量の『天才の片鱗』を抱えてしまい、軽い気持ちで打ったのをひたすら打ち消され、ここに打ち消すんだーと思いつつも『奔流の機械巨人』を通しにかかるも通らず。『逆毛ハイドラ』の打消しも華麗に打ち消され負け。サイド後『終止符のスフィンクス』がゲームの終止符を打つかと思われたが『逆毛ハイドラ』、『不屈の追跡者』の着地を許し、苦しい展開に。5点まで詰め寄ることができたが『守られた霊気泥棒』も『畜霊稲妻』もなにもない状況になっていたため『終止符のスフィンクス』がブロックに回らざる負えない盤面になってしまったため、投了。
R9 マルドゥ機体 ××
景気よく走られて負け。
歴史は繰り返される……。2byeあって初日抜けられないことはとても恥ずかしいしなんかもう辛い。デッキ選択は間違えてたのかなーとぼんやり考えてたらtop8にマルドゥ機体がわんさかな状態だったため、マルドゥ機体がやはりベストデッキだったのか、と思う始末。一部はプランミスがあって負けた感じあったけれどもマルドゥ機体に負けた2戦はどこにミスがあったのだろうか、ということをぼんやりと考えてみてキープ基準を厳しくしてなかったところなのだろうか、ということを思ってみたものの相手が常にベストムーブができるわけではないと思ってキープしててベストムーブをされた上に『ゼンディカーの同盟者、ギデオン』を持ってる枚数が2枚はあったのがなんとも言えなくてやるせないなーと。それに対応できる構築をしていなかった、という点がtop8にティムール電招の塔がいることを考えればそういうことかもしれないしまだまだ勉強不足だったな、と感じました。
今年の今後のGPは参加するのか未定であんまりモチベーションがないため正直今年はもう出なそうな気もしますがのんびりとMTGやっていこうかな、とは思っています。
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